TERRAねっと福井とは

About us

「TERRAねっと福井」は、東日本大震災を機に県内の宗教者有志が宗教・宗派の枠を超えて集ったグループです。現在、曹洞宗、日蓮宗、浄土宗、浄土真宗本願寺派、真宗大谷派、真宗出雲路派、時宗、キリスト教聖公会、同メソジスト派などのメンバー10数名を中心に、震災追悼や支援活動などを続けています。

毎年3月には東日本大震災の追悼行事、夏には福島の子どもたちを招いた保養活動を柱にした支援活動と、メンバー互いの寺院・教会などを巡っての勉強会なども開催しています。

震災一周忌の「超宗派による追悼の集い」では、県内初の試みとなる14宗派約80名の宗教者が参列し、荘厳な式典となって話題を集めました。県内各地から支援メッセージを募集し、陸前高田や福島県内に届けました。以降、毎年各宗派で宿寺を変えながら、ふくい災害ボランティアネットはじめ多くの方のご協力のもと、追悼行事を企画しています。

大震災からは月日が流れ、未曾有の災害の現実、被災された方々の苦悩を忘れがちな私たち自身が311を忘れぬため、そして亡くなられた多くの命を追悼する場として、一人でも多くの方々にご参列いただきたく願っています。

サマーキャンプ(保養活動)は、鯖江市をはじめとする県内の若者からなるグループ「さばcans」や地元地区婦人グループらと協力。寺院を会場に、大勢のボランティアスタッフや食材・物資などのご支援をいただきながら震災翌年より毎年実施しています。

一週間の集団生活をともにしながら、放射能の影響で外遊びが制限される福島の子どもたちに、福井の自然のなかでめいっぱい遊んでもらうことで、たとえ一時的でも放射能のストレスから離れ、のびのびした夏の思い出・人と触れ合う体験を提供できればと考えています。

 

その他、武生でのちびっこフェスタ出店や、葬祭業者企画と連携したり、ゴールデンウイークには原発事故自主避難者のミニ保養企画をサポートなど活動を展開中。あわせて、メンバーの寺院や教会などを会場に交流会や勉強を開催しながら、私たちの活動や趣旨にご賛同をいただける宗教者を広く募っています。

なお、運営については皆様からのカンパと全日仏、真宗教団連合、浄土真宗本願寺派からの助成金を活用させていただいております。


代表:真宗大谷派・専光寺住職 佐々本尚

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